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●作品●

「電光石火☆八城忍」(2016)  (52分・DV)

カルト集団に決戦を挑むセーラー服のヒロイン

とある組織に誘拐され、刺客に仕立て上げられたヒロインが、やがて自我を回復し、本来の敵に戦いを挑む。IPFが誇る“広島発ヒロインアクションムービー”シリーズ第6弾。主人公の八城忍は、ごく普通の女子高生だったが、拉致後、洗脳と激しい訓練によって、卓越した戦闘能力を身につける。“ヒロインの戦闘服”との呼び声も高いセーラー服を身に纏い、組織の野望を打ち砕くべく、敵を次々となぎ倒していく。他にも傷ついた彼女をかくまい介抱し、彼女のよき理解者となる女子大生・大石麻衣、忍を拉致監禁してきた過激派カルト環境保護団体・γ団のカリスマリーダー・神納清美、そして頭脳明晰な知性派の尾野沢要介、隻眼の武闘派・押川広吉、情に脆い若手リーダー・白崎勲と、彼に率いられる高塚、木俣、望月といったγ団の面々も登場し、かつての“同志”だった忍と、激しいバトルを展開する。キャストには、広島をはじめ全国で活躍する映画俳優や舞台役者が多数出演。風光明媚な真冬の広島各所で撮影を展開した。過去の“広島発ヒロインアクション”に連綿と受け継がれてきた「勧善懲悪」「予定調和」といった展開を踏襲しつつ、随所により重厚なアクションシーン・魅せ場を設け、今まで以上に“大真面目で激しくて、それでいて結構可笑しい”作品に仕上がっている。

○出演:香川美夏 塩 橋村基子 田中暁弘 JAY 田所敏弘 池田毅 村上元紀 田中翔貴 他
○監督:胤森淳

動画:
予告編(youtube 4分7秒)

八城忍

 

「特命探偵☆葛城アキ〜郷土の怒りをぶちまけろ〜」(2013)  (35分・DV)

広島発ヒロインアクションムービー第5弾!!

三等海尉が呉で興した探偵社OSK所属の特命探偵・葛城アキが、憲法違反の武器密輸を目論む悪に正義の鉄槌を下す。「モロボシアイ」「神宮寺真琴」に続く、“IPF広島発ヒロインアクションパールライン”第3の女・葛城アキが活躍するユーモアありロマンスありサスペンスあり、そしてアクションシーン満載の一大活劇!
元海上自衛隊主人公の葛城アキを演じるのは、週刊ヤングジャンプのグラビアでも紹介された期待の新星・綿谷みずき。OSKを設立した彼女の元上官・伊吹役は、アートメディア総合グループ・B-LUCKS♪でマルチに活躍する俊平。劇中、絶妙なコンビぶりを発揮している。また、嫌疑のかかる重工業社長・最上勝力には、劇団春一場の重鎮・青木潤が、事件の鍵を握る同社専務・生駒千歳には、オリジナルミュージカルグループ・コーラスピープルで活躍中の川井真佐子が、そして謎の「死の商人」張には、主に朗読劇を中心に幅広く活動し本作ではナレーターも務める日高徹郎がそれぞれ配役され、しっかり脇を固めている。そこに、モデル業の傍ら「麓流総合護心空手道」の師範も勤める麓俊貴、B-LUCKS♪期待の新人・岩重博之も加わり、華麗なアクションと圧倒的な存在感とで荒唐無稽な世界観を見事に描き出してくれているなど、広島を代表する演劇人が多数参加している。
音楽はCMやラジオ番組に楽曲を提供している作曲家・藤江伸也を、『天使諜報★神宮寺真琴』三部作に引き続き招聘、80年代東映系ヒロインアクションを彷彿させる重厚且つ軽快な楽曲で作品世界を構築してくれている。麓俊貴のアクション指導によるダイナミックな“魅せる”戦闘シーンも大きな見所の1つである。監督は、本作で4本連続“広島発ヒロインアクション”に携わる、IPF代表・胤森淳。

○出演:綿谷みずき 俊平 青木潤 川井真佐子 日高徹郎 岩重博之  麓俊貴 他
○監督:胤森淳

動画:予告編(youtube 3分23秒)

 


「オコッテル犬」(2011)  (3分・DV)

“H”ADC賞準グランプリ&審査員賞(松永真 賞)受賞の短編アニメーション作品

JAGDA(日本グラッフィクデザイナー協会広島地区)の依頼で、黒田征太郎氏のイラストをアニメーション化した作品。
・2011年「“H”ADC賞」準グランプリ、審査員賞(松永真 賞) 受賞

動画:「オコッテル犬」(2011)  (3分・DV)(外部サイト)

 


「夢の端っこで」(2010)  (54分・DV)

卒業間近の美大生の心境を綴ったドキュメンタリー作品

誰でも若い時は夢や希望を持っていただろう。誰だって自分の将来がバラ色だと信じていたはずだ。とりわけ美術に進学する者には、なおさらその思いが強い。幼い頃から絵やイラストが上手だと褒められて育ち、そしてここまで来たからだ。だが卒業を間近に控え、自分の実力を冷静に判断できる歳頃になると、学生達も否応なく選択を迫られる。このまま夢を見続けるのか否か。そんな夢の端っこに立つ学生達に取材したドキュメンタリー。

○出演:比治山大学短期大学部美術科学生
○監督:斉藤克幸

 

 

「天使諜報★神宮寺真琴〜シンデレラの懸賞金〜」(2010) (43分・DV)

“天使諜報シリーズ”第3弾!

"七つの顔"を持ち太極拳法の達人!! 光國警備保障の誇る敏腕諜報員・天使諜報(エージェントエンジェル)神宮寺真琴が、結婚式直前に略奪された悲劇の花嫁を不埒な輩から奪還すべく孤軍奮闘する痛快ヒロインアクション巨編。
主人公・真琴役の山田明奈、マネージャー・桂役の藤岡真由子という“天使諜報”名コンビが三度出演。また、気丈な花嫁・満里奈役の新鋭・古山渚、その老獪な父親・三矢役の重鎮・道本義雄、真琴と豪快な立ち回りを演じる組幹部・吉澤役の青木潤をはじめ、『市民の敵は場外へ飛ばせ!』の佐藤方俊や『令嬢探偵★モロボシアイ』の森新太郎他、広島の演劇界各方面で活躍する演技派役者がズラリと名を連ねた豪華キャスト。  かつて一世を風靡した“東映系80年代ヒロイン活劇”へオマージュをを捧げつつも、チャンバラ時代劇や70年代特撮ドラマ、更に往年のハリウッド大作のエッセンスも盛り込み、過去のシリーズ2作品をはるかに凌ぐスケールで一大エンターティメントに仕上げている。アクションシーンもふんだんに盛り込んだ、IPFの誇る"広島発ヒロインアクションシリーズ"最高作!

○出演:山田明奈 藤岡真由子 古山渚 道本義雄 青木潤 佐藤方俊 森新太郎 他
○監督:胤森淳 

動画:予告編(youtube 3分57秒)

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「天使諜報★神宮寺真琴〜市民の敵は場外へ飛ばせ!〜」(2009) (25分・DV)

広島発の痛快活劇『天使諜報』シリーズ第2弾!

51年間に渡るカープ球団フランチャイズとしての役目を全うした"旧"広島市民球場。
その跡地利用を立案する市街地活性化プロジェクトの主査が、何者かによって重傷を負わされた。
その裏に一等地でもある跡地取得を巡る黒い陰謀を予見した当局某機関の要請により、“闇”の警備保障会社から派遣されたエージェント・真琴は、密かに内偵を開始。
そこでチンピラに絡まれる活性化プロジェクト室長・牛島の娘・あおいと出会う………
「千の顔を持つ女」の異名を誇る変装の名手にして太極拳の達人、得意の技で悪党をなぎ倒すヒロイン・神宮寺真琴が活躍する、広島発の痛快活劇『天使諜報』シリーズ第2弾。
全編市民球場で撮影した、"市民球場最後の劇映画、最後のアクションムービー"!

○出演:山田明奈 藤岡真由子 坂田弥優 森井順 他
○監督:胤森淳

動画:予告編(youtube 3分46秒)



 

「天使諜報★神宮寺真琴〜狙われた生徒会長〜」(2009)(24分・DV)

広島発ヒロインアクションシリーズ第2弾!

“なりすまし”の天才にして太極拳法の達人!! 光國警備保障の誇る敏腕新人諜報員・天使諜報(エージェントエンジェル)神宮寺真琴が、不正渦巻く学園内部に潜入し、不埒な悪を裁く痛快活劇。
IPF前作『令嬢探偵★モロボシアイ〜広島より愛をこめて』に続く“広島発ヒロインアクションシリーズ”第2弾!
主演はQMFの多くの作品で活躍中の山田明奈。また「令嬢探偵★モロボシアイ」の藤岡真由子、「AGAPE」の白井裕二、今回が映画初出演の坂本瑛里子を始め、広島の演劇界で活躍する演技派役者が多数参加している。

○出演:山田明奈 藤岡真由子 白井裕二 坂本瑛里子 他
○監督:胤森淳

動画:予告編(youtube 3分40秒)



 

「ワタシノキライナモノ」(2008) (15分・DV)

大学生の女の子の気持ちを表現した青春ショートムービー

嫌い嫌い嫌い、友人も家族も彼氏も、欠点ばかりが見えてしまう。十代も終わりに近づいた頃で、思春期というより、もうそろそろ大人へと変わっていかなければならない年齢なのに、何故か周囲の全てにイライラさせられるサチ。成人なんて言われても、自分の肉体が勝手に成長しただけで、心は不安定だったのだ。社会は年相応を求め、勝手に自分を規定する。寄るな触るな、この苛立をどうすればいいのさ。

○出演 金岡美希 坂本愛 増川朋香 金本樹耶 胤森淳
○撮影・監督・脚本・演出・撮影 斉藤克幸



 

「令嬢探偵★モロボシアイ〜広島より愛をこめて〜 」(2008) IPF結成20周年記念作品

古くて新しい、広島発ヒロインアクション!

財閥令嬢モロボシアイが執事のウィンダム佐藤を引き連れて、遙々広島の地にやってきた。テレビで見かけた「原爆ドーム」をどうしてもこの目で見たいという気まぐれからだ。平和公園まで訪れて、ドームの姿に感激するアイ。ところが、そこで彼女は、若いチンピラに絡まれている看護師・岡めぐみと遭遇する。 佐藤さえも強請(ゆす)るチンピラたちを、持ち前の正義感と拳法でたちどころに蹴散らしてしまうアイだったが、めぐみに佐藤の治療へと招かれた病院で、図らずも自分のタイプの若き医師に一目惚れしたこともあって、止める佐藤の忠言にも耳を貸さず、広島への長期滞在を決意する。しかし、末期癌患者・平井との出会いから、彼女らはこの病院に巣くう巨大な陰謀に巻き込まれていくことになる。しかも、彼女を執拗に付け狙う謎の“エロ坊主”の存在が…。果たしてアイは、真相を掴むことが出来るのか? その運命やいかに…?
主演のモロボシアイ役には期待の新人・宮沢ひなた、彼女と心を通じ合う看護師・めぐみ役には『VERSUS?ヴァーサス?』で主役を務めた三坂知絵子が、また「エロ坊主」シリーズでカルトな人気を博す松本航平や、コミカルなバイプレイヤー佐藤ザンスが脇を固め、さらに地元広島で活躍する演劇陣が加わる豪華キャスト。
監督はかつて広島でも活躍し、現在東京を拠点に『餓鬼ハンター』(BOX東中野で公開)・『GOKUNIN極道忍法帖』(江原修・夏生ゆうな・小沢和義出演)といった極上の“70年代邦画アクション”テイストの作品を発信し続ける高橋亨。 今回もその称号に恥じないフットワークで、“古くて新しい”ヒロインアクションに果敢に挑戦している。

○出演:宮沢ひなた 三坂知絵子 松本航平 佐藤ザンス 他
○監督:高橋亨

動画:予告編(youtube 2分21秒)



 

「AGAPE 」(2006) (62分・DV)

愛すればこそ別れなければならない…愛のパラドックス!

高校教師の祐介は突然不治の病を宣告される。死への恐怖と孤独感に苛まれ思い余った彼は、あろう事か結婚情報サービスの会員に登録してしまう。残りの少ない人生を、その場つなぎの恋愛で紛らわせようという魂胆だ。そんな彼の彼の思惑を知ってか知らずか、度重なる見合いはことごとく失敗。そんなある日、恵美という女性を紹介され思いがけない恋愛が始まった。彼の実情も知らずに恵美の感情は高まり、その恋愛が成就し始めた矢先、祐介の心に意外な葛藤が巻き起こる。
オール広島ロケによる、IPF代表・胤森淳監督による8年ぶりの新作。キャストスタッフともに広島の演劇、文学、アート界で活躍する面々が集結し、足掛け3年かけて作り上げた会心作。

○出演 山本俊介 毛木愛子 竹村久美子 他
○脚本・監督 胤森淳



 

「nowhere(ノーウェア)」(2005) (71分・DV)

しずかな夜に沸き上がる、男女3人の心模様

フリーターの涼介はある日、街の雑踏ですれ違いざまに若い女・トウコからフィルムを手渡される。フィルムに何が写っているのか気になり、つきあっているOL・美咲に相談し、現像してみることに。そこに写っていたものは、風景やトウコ自身、そして涼介の姿だった。次第にトウコのことが気になり始め…。
地方都市の一人暮らしの男女。自分のスペースでの自由な時間と引き換えに、誰もがふとした瞬間に感じる孤独。一見静かに見える日常生活の中に沸き上がり、うねる感情。支えとなるもの、つながるものを求めたい。そんな今を生きる若者の姿を、痛みを共有する女性2人の姿を通して描いていく。
本作は美櫻と加藤尚子が共同で脚本を執筆した、加藤尚子の初監督作品。鮮やかな色彩とともに、女性ならではの感覚が見られる作品となっている。

○出演:末武太 久永佳緒里 美櫻 他
○脚本:美櫻・加藤尚子
○監督:加藤尚子

動画:予告編(youtube 1分32秒)



 

「青春の青汁」(2005) (5分・DV)

コマ撮りアニメーションなどの手法を駆使した内省的実験ビデオ作品

「奥田民生の『厳しいので有る』のように、幼い頃の自分はもっともっと光り輝いていたはずだ。美女を侍らせインドのマハラジャよろしく大富豪、あるいは画期的新発明で歴史に残るノーベル賞大科学者、それとも革新的斬新表現の天才芸術家、はたまたグルーピー取っ変えひっ変えヤリまくり世界のスーパーアイドルスター....と夢見ていた人生なのに、ああ現実は容赦無い。永遠とも思えた幼い頃の美しい時間は過ぎ去り、忙殺され何も生み出さない不毛な毎日だけが矢の如く流れ去る。」

○出演:斉藤克幸
○撮影協力:藤原さゆり
○撮影・監督・構成・編集・音声:斉藤克幸



 

「道々」(2004) (37分・DV)

様々に論じられている現代の若者の様子を、当の本人達の気分に近づいて表現

「大学4年生の正男は将来の選択をギリギリまで迫られていた。もう冬なのにまだ就職が決まっていないが、本人に全くその気が無い。今日も今日とてレンタルビデオ店でアダルトビデオを借りに行く始末。全く呑気で、社会に出ていく気概・意欲・熱意が無い。そんな時、幼なじみの春美の就職が決まったことを知る。素直にそれを喜ぶと同時に、取り残された寂しさを感じる。......フリーターだのニートだのとマスコミや外野によって様々に論じられている現代の若者の様子を、当の本人達の気分に少しでも近づいて、それを表現できたらと考えました。」

○出演: 村上誠、黒木麻衣、野上星太、久保博敬ほか
○撮影助手:久保博敬
○撮影・監督・脚本・演出・撮影:斉藤克幸



 

「鈍色」(2004) (6分・DV)

映像+言葉+音楽でつなぐ、それぞれの「記憶」の欠片。

あの日の風、光の色、歩いた道、波の音。それらを道しるべに辿り着いた場所で想う男女それぞれの欠片をつないで。手繰り寄せて。
舞台は20世紀の傷跡の残る小さな島。この場所から感じたインスピレーションをもとに、即興的に作り上げていった作品である。
映像は、これまでキャストや制作を努め、この作品が監督2作目となる加藤尚子。出演は、現在制作中の「AGAPE」「nowhere」のキャスト等を努め、映像のほか短歌、写真などで独特の才能を見せている美櫻と、小説、詩などを意欲的に発表し続けている内藤ジュン。映像中に出てくる言葉の数々も2人によるものである。観客を引き付ける圧倒的な音楽は植田高康が作曲。企画は美櫻と加藤尚子。4人それぞれの表現を持ち寄った形で完成された本作は、これまでのIPF作品とはまったく異なったアプローチによる実験的な作品に仕上がっている。
第1回横川ショートフィルムコンテスト 入選

○出演・言葉:美櫻、内藤ジュン
○音楽:植田高康
○企画:美櫻、加藤尚子
○監督・撮影・編集:加藤尚子



 

「恋と牛乳」(2003) (DV)

笑って怒って泣いて暴れて、食べたら少し落ち着いた。

恋して発情して排泄して食って寝て.....。種の保存のため花は美しく(エロチックに)咲き受精して、やがて種を残していく。人間だって生き物だ。
保健体育の教科書のように、年頃の女性は瞳が潤んで胸やお尻が大きくなってフェロモンを発して男を誘惑する。最も美しく輝いている人間の一瞬を、なんとか描写できないものかとチャレンジしました。
第1回横川ショートフィルムコンテスト 入選

○出演:平本郁恵、林 大佑
○音楽:久保博敬(詩・曲/久保博敬、歌/平本郁恵)
○ 監督・脚本・演出・撮影・編集:斉藤克幸



 

「水色」(2002) (DV)

同性カップルの日常を描いた作品。

失業中のツトムは恋人のケンと暮らしている。仕事はなかなか見つからないが、マイペースに日々を送っていた。しかし、ケンはツトムの微妙な変化に気づき、どこまでも続くと思っていた時間に不安が訪れる。誰も自分の気持ちに嘘はつけない、傷つかないことばかりでもないけれど。
映像が全体的に暗い感もあるが、かえって登場人物の感情を反映することになった。また、最後のセリフに想像の余地を含ませた作品に仕上がっている。

○出演: 山口貴司・加川徹・竹村久美子・外輪親憲 他
○監督:岸本明子



 

「心中」(2002) (DV)

冬の海をバックに男女の切ない心模様を描いたショート・フィルム。

不倫の果てに悟と心中することを決めた涼子。しかし一命をとりとめ、悟には死ぬ気がなく涼子だけを殺そうとしたのだというつらい事実を母から聞く。心中の為に飲んだ睡眠薬のショックで、涼子の体に宿っていた小さな命も消えてしまう。悟のいなくなった現実から逃れるように彼との思い出を反芻するが、やがて全てを受け入れようと静かに今を見つめるのだった・・・。
上映時間が短い割には多少展開が早く感情移入がしにくい恐れもあるが、押さえた台詞でどこまで観る側に作り手の思いを訴えることができるかを試みた作品である。
監督・脚本・主演を務めたのは、この作品が初監督&初出演となる岸本明子。IPF初のMacによるDV撮影、DV編集。役者人は老舗劇団「テアトル広島」の看板役者・安井静江や、広島市立大学映画研究会所属の城崎祐司など、演技力の光るキャストが出演している。

○出演:岸本明子・新開知子・安井静江・城崎祐司・宮川真悟 他
○監督:岸本明子



 

「不幸・その後」(2000) (DV)

「不幸売ります」という一枚のチラシがもたらした思いもよらぬ結末とは…。新人監督によるプラックコメディー。

主人公・サトル(篠原)は平々凡々な男である。幸せもないけど不幸もない、真ん中レベルまっしぐらの人生を送っている。居酒屋で集まった仲間の不幸話にも、ただ相槌を打つばかり。〜不幸を知らない〜 それは彼にとってあたかも生きる証を失っているようで、何ともいえない孤独を感じていた。
そんな彼が、街中でふと目にした一枚の広告。「不幸売ります」と書かれたそのチラシをもとに、サトルが訪ねた雑居ビルの一室で待ち構えていた、一見カウンセラー風のバイヤー(福羅)は、彼の身の上話を聞くなり、「今年中に貴方に大きな不幸があります」と彼に断言してしまった。
それから一月足らずで、彼は両親を事故で亡くしてしまう。突然舞い込んできた不幸を前に、罪悪感に苛まれるサトル。だが彼の許に、生命保険金受け渡しを告げる電話が掛かってきた。不幸から一転、4000万円もの大金を手にしたサトルの人生は、思いも寄らぬ方向へと傾いていく……。
前作まで8ミリフィルム中心だったIPFの、初のDV(デジタルビデオ)・ノンリニア編集作品にして、新人監督・スタッフによる「DVワークショップ企画」第1号作品。初めて映画制作を行う李監督を始め、新旧スタッフの熱意によって完成に漕ぎ着けた。居酒屋・スナック・カーディーラーなど、いつになくロケ地に恵まれた作品でもあった。

○出演:篠原久典・福羅敏之 他
○監督:李 守永



 

「FUTURE SOLDIERS」(1999) (8mmfilm)

終末感漂う本格SFXアクションの逸品

50年後の近未来。地球人類は突如反旗を翻したクローンソルジャーたちの猛攻によって、絶滅の危機に瀕していた。ここ日本でも、僅かに?cった人類が、北海道の一角で最後の空しい抵抗を続けていた。
そんな折り、50年振りに帰還した宇宙船が、彼らの元に不時着する。いきなりクローンソルジャーとの戦闘に巻き込まれた、宇宙船の機長(梶谷)は、辛くも生き残り部隊の中隊長(福羅)・伍長(久保)・曹長(篠原)ら兵士たちに救助されて、人類の最後の砦である、かつてデパートの地下売場であった地下壕へと案内される。だが、そこでもスパイを巡る疑心暗鬼から、一触即発の局面を迎えていた。果たして人類に明日はあるのか……?
一般公募で選んだ4人のインディーズ監督に依頼した作品による全国展開上映イベント「キネマ百景1999」の作品の1本。
全編ギャグ的要素を廃したハードな設定で、終末感漂う本格SFXアクションの逸品。ミニチュアワークと多重合成・CGも駆使しての作風は、円谷プロに代表される日本特撮を彷彿させてくれる。本来「キネマ〜」は各監督独自での作製を依頼していたが、本作品は監督が広島在住ということもあって、キャストを含めIPF広島メンバーも多数制作参加している。

○出演福羅敏之・久保雅信・篠原久典・梶谷陽一 他
○監督:畠田健二



 

「COMET」(1999) (8mmfilm)

ロジャーコーマンの作品を意識した“完成されたBムービー

とある星の美しい夜、山あいの中へ隕石が落ちる。ミステリーマニアの実(福田)がそれを発見し、現場に行ってみると、先に来ていた科学者(おがわ)が、隕石の中のアメーバ状の物体に取り憑かれ、恐ろしい形相に! おののく実。敏郎(植村)が休日の遅い朝を過ごしていると、息せき切って実が訪ねて来て、アメーバを感染源に一帯の住民がゾンビ化していることを告げる。半信半疑で聞いていた敏郎だが、実は隕石の破片を厳重に鍵をしたケースに入れて持ってきており、しかも既にアメーバに感染していた実はゾンビ化してしまう。また、部屋の外にはぞくぞくとゾンビが迫る事態に。敏郎は恋人の五十鈴(渕本)と協力して、ゾンビの群れからの逃亡を試みる。だが、ついに感染元である科学者までも怪獣化して、彼らの前に現れてしまった。敏郎たちの運命やいかに?
一般公募で選んだ4人のインディーズ監督に依頼した作品による全国展開上映イベント「キネマ百景1999」の作品の1本。
監督自らが、アメリカ随一のB級監督・ロジャーコーマンの作品を意識しただけあって、特殊メイク・ミニチュアワーク等、“完成されたBムービー”として仕上がっている。大量に登場するゾンビは本当に怖い!

○出演:植村哲臣・渕本けい・福田錯覚・おがわとーる 他
○監督:篠原康広



 

「パセリ」(1999) (8mmfilm)

2人の電話を通したちぐはぐな会話が、何とも可笑しい、優しさに満ちあふれたヒューマンギャグ

何故か人生を空しく感じて、自殺を決意した女(黒野)ひとり。しかし、手首を切るのもおっかない。かといって、睡眠薬を飲もうにも、すぐにむせて吐き出してしまう。そんな彼女がたどり着いたのは、首吊り自殺。紆余曲折を経て、ロープも無事に(?)準備でき、いざ決行! という時に、唐突に1本の電話が掛かってきた。受話器をとるも、相手は見知らぬ男(中司)。これってストーカー? はたまた単なるいたずら電話? 腹立ち紛れに本音で自分の現状を語る女だったが、それを聞いた電話の主の必死の説得に、女は何故か心惹かれるものを感じるのであった。ついつい進む会話の中で、いつしか二人の立場は逆転し始める。果たして男(?)の運命やいかに……?
一般公募で選んだ4人のインディーズ監督に依頼した作品による全国展開上映イベント「キネマ百景1999」の作品の1本。
2人の電話を通したちぐはぐな会話が、何とも可笑しい、優しさに満ちあふれたヒューマンギャグ。実際に画面に登場するのは主人公の女性のみで、場面も女性の一室に限定されながら、2人の会話の展開が秀逸で、落語のようなオチを含め、愉快な広がりを持った作品である。
・プラネット映画祭00 入選

○出演:黒野さとみ・中司健市 他
○監督:坂本保範



 

「フルチンコップ」(1999) (8mmfilm)

新宿を舞台にした、笑いあり涙ありの、ハイテンポバカ刑事アクション!

主人公の東条(斎藤)は、新宿署のうだつのあがらない刑事。同僚と共に連続ナイフ殺人犯。田中(野上)を追跡する最中に、露天商の店に突っ込んでしまう。何とか同僚に助けられた東条の股間には、なんとアフリカの勇敢な部族が装着する、露天商の売り物のペニスキャップがしっかりと装着されてしまった。その情けない姿に同僚からは愛想をつかされ、犯人にも逃げられた東条は身も心もズタズタになってしまう。そのあまりの情けなさに死を決意した東条は、独り九十九里浜までやってくるが、そこで自然を愛する盲目の少女・奈津子(広田)と出会い、生きる希望を回復するのであった。
その頃、田中の犯行はますます激しさを増し、ついに東条が一方的に惚れる女刑事リサ(Michelle)にその毒牙がかかろうとしたその時、覆面姿にロングコートの正義の男“フルチンコップ”と化した東条が姿を現した。幻想の中でアンドレと名乗る仙人(秋山)にペニスキャップの凄まじい威力を聞かされた東条は、果たして無事に犯人を捕まえることが出来るのであろうか?
一般公募で選んだ4人のインディーズ監督に依頼した作品による全国展開上映イベント「キネマ百景1999」の作品の1本。新宿を舞台にした、笑いあり涙ありの、ハイテンポバカ刑事アクション。ほぼ全裸で新宿を駆け抜ける監督自らの捨て身の演技は、言葉では表現できないド迫力である。

○出演:斎藤浩一・野上 暁・広田有紀・Michelle・秋山祐徳太子 他
○監督:斎藤浩一



 

「タフ☆ガイ」(1998) (8mmfilm)

乳製品が苦手な主人公が見合いをすることに。その相手はなんと…! 本格的カンフーアクションは必見!

灼熱の太陽が照りつける公園で、黙々とシャドーボクシングを続ける男・沼津(裏山)。不可思議な言葉を教え子(助藤)に語り、組み手では敢えて、腹ばかりを狙わせる沼津の態度に小首を傾げる教え子。
沼津の態度の原因はこうだ。見合いで偶然見初めた女性・安子(倉本)。しかし彼女は殊の外、ヨーグルトを愛していた。それは、彼にとって最も苦手な乳製飲料だったのだ。
愛しい彼女との愛を成就するため、沼津は下痢を覚悟で、腹を鍛えつつ1本のヨーグルトを飲み干した。その瞬間、彼の地獄の戦いのゴングが鳴った……激痛に悶絶するも、生憎公園内のトイレは皆使用中! 腹と尻を抱えひたすら公園内を駆け回り、やっと思いを遂げたものの、乳製品に対するコンプレックスは募るばかり。だが、ふと、とある母親(広野)が赤子に哺乳瓶でミルクを与えている姿を見た瞬間、彼の頭の中で何かがひらめいた……平和公園を“真黄”に染めて、究極のミルクウォー大爆走!!
この作品は、恵まれた肉体と能力を持ちながら、乳製品が嫌いな一人の青年が、魅力的な女性と出会うことから、自らの偏食壁を克服していく様を、時には可笑しく、時には優しく描いていく、切なくて可笑しい物語である。広島在住の人なら誰もが知っている、平和公園向かいの「チチヤス」のネオンサインを、あたかも「どついたるねん」の通天閣よろしく随所に織り交ぜ、主人公の得意の武術を交え、アクション(拳法)感も重視した。またエンディング用は「タフガイのテーマ」なるオリジナルソングも作曲された。

○出演:裏山元紹・助籐 元・倉本尚実・広野奈美 他
○監督 胤森 淳



 

「幻触」(1998) (8mmfilm)

(現在掲載文を作成中です)

 

○出演:前田寿恵 森井 順 胤森 淳
○監督 胤森 淳

 



 

「走馬燈屋の退屈」(1998) (8mmfilm)

“通称“走馬燈屋”と呼ばれる女と、不慮の死を遂げた男の魂とが織りなす、ちょっとシュールなおとぎ話

主人公の女走馬燈屋(タカオ)は、死人相手にデータ収集の毎日。ある日、そんな彼女の胸に、とある疑問がわいて来た。
〜いつも魂たちの体験を目にしているのに、当の自分自身には何の体験もない〜 
退屈な日々の中で、ふと沸いた疑問は、やがて、実体の伴わない走馬燈屋としての自分に対するコンプレックスに、姿を変えていったのだった。
だが、彼女の悶々とした想いはある一人の男(能美)の魂との出会いによって、新たな展開を迎えることに。現世に断ちがたい“秘密”を持つ男のために、走馬燈屋は禁を犯して、彼を過去の記憶の世界へと誘うのであった……
「人は死の間際、自らの人生を走馬燈のように見る」という。その死の瞬間、魂の一生分の全記憶を引き出し、記憶・保管をするために存在している、通称“走馬燈屋”と呼ばれる女と、不慮の死を遂げた男の魂とが織りなす、ちょいとシュールなおとぎ話。
5人のインディーズ監督に作品製作を依頼して、全国展開で上映会を行うイベント「キネマ百景1998」の作品の1本。イベント後に監督自身が再構成したビデオ版も存在し、第2回インディーズムービー18タイトルに選ばれ、全国主要レンタルショップ店頭に並んだ。

○出演:タカオ・能美幸三 他
○監督 佐藤懐智



 

「愛と青春と日々」(1998) (8mmfilm)

“バカ映画”の教祖・なにわ天閣が描く、ちょっぴり切ない、ギャグのオンパレード!!

〜青春とは、己の心を知ることじゃ〜 主人公の「青春」(村上)は人生に、青春に苦悩する青年である。彼は、友達であり、時として“師匠”にも変化する白髭が自慢の「日々」(阿部)と、アヒルの人形である「愛」に見守られながら、一体青春ってなんだろうと、延々悩み続ける。そんな彼の姿を、面白く可笑しく、そして残酷に描いた、バカ映画というには、あまりにも切なすぎる物語である。
5人のインディーズ監督に作品製作を依頼して、全国展開で上映会を行うイベント「キネマ百景1998」の作品の1本。演出したのは、バカ映画の教祖でもあるなにわ天閣監督。この作品でも、IPFマーク(イチヱンポッポフィルム作品の冒頭に必ず登場するロゴマーク)をアニメーションで動かしてみせたり、突然の変身合体から爆発へと続くギャグ演出や、バカ映画お約束の“予告編”もばっちり挿入される等、手の込んだ、それでいて馬鹿馬鹿しい世界が構築されており、観る者をあっけに取らせること受け合いの作品となっている。
なお、本作品では、クランクイン直前に企画・脚本・出演が大幅に変更になったことから、貰ったスチールは前段階の企画に登場する役者の物しかなく、従って、実際には出演しない役者のこの写真が広く宣伝用に使用されたという、このことからしてギャグ映画の世界観を地で行くエピソードが残されている。

○出演:村上賢司・阿部宗右 他
○監督:なにわ天閣



 

「リミット」(1998) (8mmfilm)

“女2人が“生命”をかけた姿を、緊張感あふれる描写で描く本格ハードボイルド!

郊外のとあるアパートの一室にやって来た娘一人。彼女は部屋の主を確認するなり、一粒のカプセルを飲み込んだ……
彼女の名はみずほ(加藤)。不治の病に冒され、余命幾ばくもない。彼女の家族も莫大な借金を抱える日々。そこで彼女は、ある秘密機関の依頼で、自分の命を返済に代える手段を決意した……それは、“ヒットマン”として、ターゲットと共に自爆する、捨て身の仕事だった。報酬は3000万円。家族に残すには十分な金額だ。彼女は小型爆弾のカプセルを身に湛え、ひたすらターゲットを待つ。
やがて、ターゲットとなる女・敦子(林)はアパートに帰ってきた。小用を装って、まんまと彼女の部屋に潜入したみずほだったが、敦子と接しているうちに、彼女を殺すことへのためらいが芽生え始めた。しかし、小型爆弾は作動中。みずほの焦りをよそに、爆発のリミットは刻一刻と迫る!
不治の病に冒された娘・みずほと、そのターゲットである謎の女・敦子の息詰まる葛藤を、緊張感溢れる描写で描く、“生命”という小粋な小道具を有した、本格ハードボイルド作品。  5人のインディーズ監督に作品製作を依頼して、全国展開で上映会を行うイベント「キネマ百景1998」の作品の1本。登場人物を2人の女に限定し、その殆どが敦子のアパートの一室で展開する、その独特の緊迫感の中に、何故か心温まる交流が描かれる、不思議な味付けがなされている。

○出演:加藤友圭子・林真里花 他
○監督:廣瀬 敏



 

「Listen to CAMERA」(1998) (8mmfilm)

沖縄を舞台に、心の傷を癒し、乗り越えていく姿をつづったショートドラマ。

〜沖縄には、行きたくなかった……もう決して、一緒には行けないところ〜
恋人の裕馬(はだ)が亡くなってから一年、朝穂(岡本)はまだ想いを引きずっていた。そんなある日、彼女は出張で沖縄に行くことになる。沖縄……それは、亡き恋人と行くはずだったところ……。彼女は後輩の荻島(鈴木)を訪ね、裕馬の愛用していた8ミリカメラを借りた。
彼との思いを追想するかのように、沖縄の風景を撮り続ける朝穂。帰郷後、荻島にその映像を評価されるものの、彼女の心には何かしら満たされない思いが募るばかりだった。
それからも彼女は行く先々の風景をカメラに収め続ける。四季を、建物を、日本を、世界を……フィルムに焼きつけた光景は、裕馬に見せているつもりなのか? それとも、自分が忘れたいためなのか……?
心の傷を癒し、乗り越えていく姿を綴った、ショートドラマ。
5人のインディーズ監督に作品製作を依頼して、全国展開で上映会を行うイベント「キネマ百景1998」の作品の1本。「キネマ〜」唯一の女性監督による作品で、主人公の溢れる感情を決して声高に語らない、繊細な味付けがなされている珠玉の名品に仕上がっている。
・プラネット映画祭99 入選

○出演:岡本美保・鈴木紘二・はだ一朗 他
○監督:安田真奈



 

「紫ノ薔薇殺人事件」(1998) (8mmfilm)

今社会問題化している「少年犯罪」を題材にしながらも、激しく描いた異色作

首都・東京を震撼させる、OL連続殺人。死体はきらびやかな衣裳に包まれ、口許には決まって一本の紫色の薔薇が。“紫ノ薔薇” なる怪人?ィからの挑戦状に、困惑する警視庁。
カメラ好きの無職の男・茂(熊崎)は、ある日、河原でいじめられている少年(遠藤)と出会う。自らも“いじめ”に遭った体験を持つ茂には、少年の気持ちが痛いほどよくわかり、たまたま少年も同じ趣味を持っていたことから、二人はパソコンによる交流を始めた。
茂のメール仲間の“リンリン”と名乗るおたく(福田)から届く怪しげなメール。恋人早苗(阿部)の兄である松本刑事(松本)の苦悩。そして茂の悪夢に登場する“紫ノ薔薇”の仮面の男……
やがて第3の殺人事件が起こる。警察をあざ笑うかのように、満月の夜、早苗を狙って遂に“紫ノ薔薇”の男は姿を現した……!!
OL連続殺人に隠された恐るべき真実! 今、社会問題化している、「少年犯罪」を題材にしながらも、激しく描いた意欲作。
5人のインディーズ監督に作品製作を依頼して、全国展開で上映会を行うイベント「キネマ百景1998」の作品の1本。タイトルが示すように、実際の少年犯罪をモチーフにしている部分もあり、制作時には関係団体からのクレームなど障害もあったが、この作品が決して少年犯罪を茶化したものでないことは、作品を観た者には十分理解できると確信している。

○出演:熊崎由紀雄・遠藤孝輔・福田哲也・阿部妃佐子・松本航平 他
○監督:高橋 亨



 

「むてっぽう。」(1998) (8mmfilm)

ゆがんだ愛が生んだ、ピュアな物語。

最愛の兄(久保)と死別したというトラウマを抱える智美(黒瀬)は、その面影を追いつつ、今は兄に似た性格の青年・浩一(篠原)と仲睦まじい日々を送っていた。
悪友の小百合(大作)から、「ヤクザの彼氏からもらった」という“鉄砲”をさんざん見せびらかされた智美は、ある日、怪しい足音に尾行される。慌てて自室に戻った彼女の許に飛び込んできたのは、血塗れになった浩一だった。驚く智美に、彼は「暴漢に遭った」と言い、おそらく犯人は、以前自分にカラんできた大蔵組のチンピラ(山口・松崎)に違いないと推測する。 翌日二人は警察に被害届を出すも、証拠のない事件故、体よくあしらわれてしまう。
落胆して帰途についた浩一は、以来、大蔵組を恐れて、部屋から一歩も外に出なくなってしまった。微かな物音にも怯える日々。兄に続いて、浩一までも失いたくない!と切に思った智美は、小百合の許へ向かうと、必死の形相で彼女から例の“鉄砲”を奪い取り、あろうことか直談判をしに大蔵組事務所へと向かってしまった。しかし、彼女が手にした“鉄砲”は、小百合の見栄と冗談から生まれた単なるモデルガンだったのだ!
何も知らない智美は、途中再び足音を響かせてついてきたストーカー・シロー(福羅)を振り切ると、一路大蔵組事務所へ。折しも事務所では、警察のガサ入れに備え、拳銃の持ち出しが行われている最中だった。
以上のような展開で、「ゆがんだ愛が生んだ、ピュアな物語」をキャッチフレーズに、早春の広島を舞台に、一大スラップスティック活劇(?)が展開する。広島の要素の一つ“ヤクザ”も登場!

○出演:黒瀬安代・篠原久典・大作 綾・山口 望・松崎宏宣・福羅敏之・久保雅信 他
○監督:胤森 淳



 

「新人代謝」(1996) (8mmfilm)

「私は誰?」亡き娘を思うがあまり狂気に満ちていく学者の、そして一人の父親の、異色バイオサスペンスムービー。

級友・真由美(尾勢)の不慮の死から2年後、孝二(城崎)は彼女の父・若松(須崎)に誘われ、彼の勤める高校へとやって来た。そこで彼は若松から、3回忌を機に開いた真由美の日記に書かれた、孝二に対する彼女の思慕を聞かされる事となる。亡き真由美のことを想い、胸を熱くする孝二。だがその時、彼は突如人事不省に陥った。
彼が再び意識を取り戻した時には、すでに若松の姿はなく、彼を起こした高校生の麻子(福田)から、若松の「もう用は済んだ」との言付けを聞かされるのであった。半信半疑の孝二。
それから数日後、孝二の恋人の麻美(加藤)が深夜の街角で真由美の亡霊を目撃してしまう。しかしそれは、これから始まる不可思議な事件の、ほんの前兆に過ぎなかった。果たして真由美の亡霊の正体は? 若松の狂気の研究とは一体何なのか?
藤子F不二雄氏の傑作SF短編漫画『おれ、夕子』をベースに、最新の遺伝子医療情報を駆使して、生命の禁忌に敢えて挑んでいく狂気の学者の、そして一人の父親の、哀しくも切ない物語が展開していく。“新人代謝”とは一体何のことなのか? 
バイオテクノロジーの末路の悲劇と危険性を暗示せずにおかない、異色バイオサスペンスムービー。

○出演尾勢典子・城崎共陽・須崎幸彦・加藤尚子・福田優子 他
○監督:胤森 淳



 

「思い出はあしたから」(1996) (53分 8mmfilm)

広島の美しい風景をバックに展開する切ないラブストーリー。出色の完成度を誇る、IPF全国交流の足がかりとなった作品

真琴は、カメラをこよなく愛する女子大生。生まれて間もなく他界した父・徹郎への思慕がたえない母の千鶴子との二人きりの生活ながら、親友の景子・写真仲間の明らに見守られて、元気に趣味の撮影を続けている。
だが、そんな彼女も、自分の写真に行き詰まったりもする。明から教えられた三滝寺より望む広島市街地の眺望に感動しながらも、なかなかシャッターが切れない。そこに現れたのが財津と名乗る一人の青年だった。最初こそ、素性も知れず気味悪がってはいたが、写真撮影の技術に長けた財津に、元来亡き父への思慕から年上の男性に憧れる傾向にあった真琴は、徐々に彼を男として心惹かれていった。
しかし、心ひそかに彼女を恋していた明や、財津の姿を偶然見た途端、娘である真琴に対して、女としての嫉妬心を抱いてしまった千鶴子の思惑により、二人の関係は意外な方向へと進んでいくこととなった…………。
この後、二人の愛の行方や、財津の正体を巡って、四季折々の広島の風景・観光名所をバックに、物語は展開していく。制作には、当時すでに日本国内現像を停止していたスーパー8フィルムを使用し、途中、主演女優の突然の断髪(!)などのアクシデントもあったが、それを逆手にとっての脚本改正が功を奏して、当サークルの作品群の中でも出色の完成度を誇る作品に仕上がった。おかげで初めて広島以外での上映オファーも頂き、イチヱンポッポの全国交流の足がかりともなった、思い出深い作品でもある。
・ひろしま映像展96 入選
・第16回市民文芸作品募集(文芸ひろしま)シナリオ部門三席(脚本)

○出演 土池雪子 柳田学 森田美苗
○撮影監督:池田健太
○監督:胤森 淳



 

「川の流れのように」(1994) (8mmfilm)

“自己の解放”をテーマに、広島の一級河川「大田川」を舞台にした、前々作の姉妹編とでも言うべきファンタジー系ラブコメ作品

故郷を離れて3年経つ真由美(丸岡)が、高校時代の友人の結婚を機に、久し振りの里帰りをしたのは、夏も盛りのとある昼下がりのことだった。
駅まで迎えに来た友人の菜穂子(北村)・小百合(井上)と再会した真由美は、懐かしい河原へと足を運んだ。高校時代、いつも来ていた大河の辺で、当時の思い出にふける3人。だが、そこで真由美は、2人から高校時代の意外な“武勇談”を聞かされ仰天する。生真面目な彼女には、自分に隠れて、喫煙・合コンに明け暮れていた2人が、とても羨ましく思えたのである。しかも菜穂子に、初恋の彼氏・航一郎(津島)のことまで言われて、真由美はただ焦るばかり。その時、彼女はふと、河原の遠い対岸に、ある人影を見つける。その人影こそ、彼女の高校時代の“過去”を取り戻すべく登場した、彼女の化身“マユミ”の姿だった。
後悔の念を消すべく、孤軍奮闘するマユミ。酒に煙草、そして告白出来なかった初恋の彼氏へのアタックと、彼女の満たされなかった思いは、成就するのだろうか……?
設定・雰囲気など、前々作『もっと、素直に……』の姉妹編とでも言うべきファンタジー系ラブコメ作品。ストイックな主人公の“自己の解放”というテーマは、やがて後の作品『むてっぽう。』に踏襲されることとなる。ちなみに広島の一級河川「大田川」を舞台にしたもので、美空ひばりのかの名曲とは直接関連性はない。

○出演:丸岡知子・津島淳生・北村くみ子・井上千代子 他
○監督:胤森 淳



 

「こねこのらねこまいごのこねこ」(1992) (8mmfilm)

一途な思いが彼女を…。異色のサスペンス作品

夕暮れ迫る福岡・筑紫駅。急ぎ帰途につく女学生の理恵(富)は、突如迫ってきたナンパのゾッキー(西岡)にからまれてしまった。助けを求めようにも、一様に目を背ける通行人たち。窮地に 陥った彼女を救ったのは、見ず知らずのやさしい青年・孝二(安部嘉)だった。
彼女を家まで送り、青年は名も告げず去っていった。初な理恵にとっては思いがけない体験。その一途な思慕から、彼女はそれ以来、先輩(渡辺)の興味本位なアドバイスを真に受けて、青年の姿を求め、彼が残した言葉「僕は井尻に住んでいるから……」を唯一の頼りに、西鉄沿線の駅を、路地を、住宅街を、あてどなく彷徨い歩くようになる。同級生(安部友・藤原)の誘いにも耳を貸さず、あたかもその行為自体が、自分の新たな生き甲斐であるかのように……
やがて、彼女はひょんなことから、帰宅途中の青年を目撃する。その瞬間、彼女は一匹の“まいごのこねこ”と化した。青年の後を、追う、追う、追う── そして彼女は遂に青年の住むマンションを発見した。気色満面で帰途につく理恵。数日後、理恵は自分の想いを伝えるべく再び彼のマンションへと向かう。だが、そこで彼女が見たものは……?
本作品は共同制作として、フィルム及び撮影機材(技術)は当サークル、キャスティング・スタッフ及びロケ地は福岡の団体うぞうむぞうの会という役割分担の中、2日間の短期日程で撮影され(それでも全編23分)1日のアフレコで完成した、ハイペース・ハイテンションな作品である。ラスト、血塗れのナイフを舐める理恵の姿を描写するこの作品は、本来B級映画のライト感覚で撮った作品ではあったが、その後、ストーカーが社会現象になるのに伴い、思いがけない異色作となった。

○出演:富 教代・安部嘉孝・渡辺まりえ・安部友美子・藤原真理子・西岡志道 他
○監督:胤森 淳



 

「もっと、素直に……」(1992) (8mmfilm)

“写真の精”の物語という、ファンタジー色の濃い、ラブコメ作品

OL。榮子(石丸)は、高校時代から年下の彼氏・裕也(石井)と付き合っている。しかしその関係は、最近湿りがち。
そんなある日、ドライブの最中に、些細なことで口論になってしまった2人は、喧嘩別れしてしまう。翌日は美術館でのデートまで計画していたというのに……。自分のアパートに帰ってからも、榮子の怒りは収まらない。そんな彼女の姿を見守る一枚の写真。高校時代の彼女が卒業記念に後輩の裕也と撮った記念写真である。しかし、その後方には、彼女にしつこく付きまとっていた同級生・若松(福原)の姿も写っていた。
その夜、彼女の様子を見かねたのか、写真の中から高校当時の“エイコ”が姿を現した。彼女は本物の榮子に代わって、裕也との関係を修復するべく奔走する。そんな彼女の前に、これまた写真の“ワカマツ”まで出てきてしまった。一度はエイコに諭されて写真に戻ったものの、実は彼女の後を追って、2人のデート先である現代美術館までついてきてしまう。
2人の関係は修復するのだろうか? はたまたワカマツの邪な横恋慕が成就してしまうのか……?
“写真の精”の物語という、ファンタジー色の濃い、ラブコメ作品。実体のない写真が主人公ということもあって、カメラを止めての瞬間移動・消失などの8ミリ映画独特のローテクを駆使して創られた。約30分程度の作品ながら、次項の『こねこのらねこまいごのこねこ』(これも30分程度の作品)と共に、91年12月の僅か1ヶ月間で2本を同時に撮り上げたという、今考えれば信じられないパワーにあふれていたと、懐かしく感じる作品でもある。ちなみに本作品は、一度修道大学の上映会で流されただけで、タイミングの悪さからか、当団体の上映会では唯一一度も上映されていないという、数奇な運命を辿っている。

○出演:石丸妙子・石井清一郎・福原和夫 他
○監督:胤森 淳



 

「シューリンクス」(1991) (8mmfilm)

フル−ト少女の姿を通して平和の意味を見つめた物哀しい物語

女子大生の聖子(山口)は、ただ今フルートの修行中。今日も彼氏の真(成智)をお供に、“広島のセントラルパーク”こと平和公園で、祖父から入学祝いに貰った、慣れない楽器を相手に悪戦苦闘中!
そんなある日、彼女は不思議な夢を見た……砂浜をフルートを手にして歩き、「ショウコ……ショウコ……」と自分の名を呼ぶ、制服姿の少女の夢だ。だが、それは夢ではなかった!  やがて、夢の中の娘・笙子(しょうこ・北村)は、聖子の目の前に現れたのである。フルートにやたら詳しく、屈託のない笑顔の中に、どこか蔭を感じる、そんな笙子の指導によって、徐々にフルートの腕を上げていく聖子。一方、彼女をフルートに奪われてしまった形の真は、彼の姿を見るに見かねた妹のいづみ(井上)の助言で、自分もフルートの練習を始めてみることになった。その頃、聖子と笙子は、些細なことが原因で喧嘩別れしてしまう。すれ違う3人の若者たち…………
アジア競技大会を間近に控え、建設ラッシュに沸く90年代前半の広島市を舞台に展開する物哀しい物語。謎のフルート少女・笙子の姿を通して平和の意味・乱開発の問題について問う、団体処女作「いつも見ていたヒロシマ」に次ぐ原爆テーマの作品となった。タイトルの“シューリンクス”とは、牧羊神パーンに追われて、ひとむらの葦に姿を変えた、ギリシャ神話の哀しき女神の名である。
・第13回市民文芸作品募集(文芸ひろしま)シナリオ部門二席(脚本)

○出演:山口貴子・北村くみ子・成智秀吉・井上千代子 ほか 他
○監督:胤森 淳



 

「瞳〜ひとみ〜」(1989) (8mmfilm)

浴衣姿の娘の亡霊が届けたメッセージとは…。少女の悪魔をイメージして演出したファンタジー作品

商業高校に通う有希子(安村)は、高3の2学期を過ぎても進路が決まらず、担任からは“フリーアルバイター”呼ばわりされる始末。唯一の支えは、親友の倫子(筧本)と彼女に優しい教師・有島(胤森)の存在だった。
この有希子には、子供の頃より奇妙な癖があった。それは御手鞠を手にした浴衣姿の娘の亡霊を見るというものである。しかも彼女はその娘を何故か知っているような気がするというのだ。有希子からそう聞かされても、半信半疑の倫子。
そんなある日、倫子が喫煙で有島に見つかるという事件が起こったが、彼女は有島の配慮で謹慎を免れた。同級生の敬子(丸古)は、それは有島と倫子がデキているからだと有希子に伝える。愕然とする有希子は、それでも有島の真意を聞こうと手紙をしたためる。しかしそれを届けに彼女が向かったとき、彼女は人目も憚らず腕を組んで車に乗り込む有島と倫子の姿を目撃してしまう。
ショックのあまり人生に悲観した有希子は、「サヨナラ」と置手紙を残して、出て行った。以前三人で植物採集をした山の奥で静かにナイフを手首に当てる有希子。その時、あの亡霊が彼女の前に姿を現した……。
前作『午下がりのシンデレラ』で撮影を担当した平島カメラマンの初監督作品。しかし多忙のため途中降板をしなくてはならなくなり、後を残りのスタッフで仕上げた作品である。御手鞠の亡霊は、『世にも怪奇な物語』のフェリーニ作品に登場する少女の悪魔をイメージして演出した。

○出演:安村みゆき・筧本葉子・胤森 淳・丸古珠子 ほか 他
○監督:平島隆利



 

「午下がりのシンデレラ」(1988) (8mmfilm)

村下孝蔵の曲をモチーフに繰り広げられる広島版「ローマの休日」。IPF初の受賞作品

都会を知らない素朴で素直な娘・真理子(丸古)が、瀬戸内の島からあこがれの広島にやって来た。彼女は「川の辺にきれいなお城がある。でも子供は入っちゃいけないの」と友人の言葉を頼りに、あこがれの“お城” をさがしに一生懸命。やがて見つけたお城は“ガラスの城”。き?黷「なお城はラブホテル。「もう大人になったのだから入ってもいいわね」。街の怖い男たちが彼女を狙う。ここから島の娘の“冒険旅行”が?nまった……途中ひょんなことから地元の大学生・史郎(三宅)と出会い、つかの間の共同生活を送ることとなるが、ちょうどその頃、彼女の?枕・・一夫(前田)が、彼女の後を追って広島に向かっていた……
故村下孝蔵氏の曲「松山行フェリー」をサブタイトルに、氏の歌のイメージを織り交ぜつつ描いた作品。当初は「『瀬戸の花嫁』の『ローマの休日』」的な作品を目指したが、実際には「寅さん映画(もしくはトラック野郎シリーズ)のアマチュア版」とでも言うべき少しトボけた味の小品になった。当団体初の受賞作品でもある。
・第17回日本映像フェスティバル(日本テレビ主催) ドラマ部門優秀賞

○出演:丸古珠子・三宅 収・前田 実 ほか 他
○監督:胤森 淳



 

「いつも見ていたヒロシマ」(1987) (8mmfilm)

平和がテーマ。イチヱンポッポフィルムの記念すべき処女作

静岡の高校生・誠一(石井)は、猛暑の広島の地に降り立った。写真部員である彼は、秋のコンクールに向けて、是非チンチン電車を撮りたいと、電車の宝庫であるこの街にやって来たのである。思いのままにチンチン電車をカメラに収めた誠一は、「折角だから広島らしい風景を」と、平和公園に足を運ぶ。しかし、そこの風景は彼にとって何か“暗さ”を感じさせるものだった。ひとしきり撮影を終えた彼が、原爆ドームの対岸までたどり着くと、そこで木陰に佇む一人の女学生を目撃した。思わずシャッターを切る誠一。その音に気づいた娘に、慌てて彼は非礼を詫びるが、百合江と名乗る女学生(青掛)は、逆に彼に「地御前の浜に行きたい」と懇願する。
やがて、電車を乗り継ぎ“地御前”の浜まで来た二人。そこで彼女は「何もかも変わってしまった」という言葉を遺すと、被っていた麦わら帽子を残して、姿を消してしまった。呆然とする誠一。
静岡に戻って、彼女から聞いた住所に写真を送った誠一は、彼女の弟と名乗る中年の男(竹上)の連絡を貰い、再び広島に向かうことになった……。
イチヱンポッポフィルムの記念すべき処女作。吉田拓郎の唄う「いつも見ていたヒロシマ」に触発されて企画された、灯籠に願いを託した反核平和テーマの作品。ロケ後、既に13年の年月が経過し、劇中印象的に登場する遊園地ナタリーは既になく、二人が到着する広電地御前駅も大幅改修され、当時の面影は殆ど残っていない。
・第14回市民文芸作品募集(文芸ひろしま)シナリオ部門三席(脚本)

○出演:石井清一郎・青掛智美・竹上 力 ほか 他
○監督:胤森 淳



 

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